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ダイ(@dai_senryaku)です。
今回は日曜の京都競馬場11R、京都記念(芝2200m、GⅡ)を攻略するにあたり、古馬のディープインパクト産駒データとマカヒキの見解に触れていきます。
重賞データから見えるディープインパクト産駒の傾向
古馬の芝2000m以上に絞って、いくつかデータを示していきます。
・古馬 芝2000m~重賞 2012.1.1-2019.2.7
【全体】 41-51-44-331 78% 83%
【牡セン】29-36-35-260 65% 73%
【牝】 12-5-9-71 118% 114%
※ 数字は左から着度数、単勝回収率、複勝回収率
全体として、牝馬の成績が上回っています。
その理由について詳細は割愛します。
簡単にまとめます。
牝馬に成長力があり、牡馬は成長しないと言うのも理屈として少々苦しいと考えます。
では、他の要因で考えられるのは『消耗』ではないでしょうか?
身体的な消耗というより精神的な消耗です。
古馬の2000m以上GⅠ、牡馬の成績は…
1-7-4-65 14% 53%
※ 数字は左から着度数、単勝回収率、複勝回収率
唯一勝ったのは、2014年天皇賞秋スピルバーグのみです。
この馬はクラシックでの出走はダービーのみで、4歳では条件戦を走っていました。
つまり、牡のディープインパクト産駒は消耗に弱く、クラシックを勝った馬に限れば、古馬GⅠで馬券になったのは2017年天皇賞春のサトノダイヤモンド(2番人気3着)、2018年大阪杯のアルアイン(2番人気3着)だけです。
そして、どちらも4歳でした。
これこそ、牡馬のディープインパクト産駒は消耗に弱いという証左でしょう。
ちなみに、消耗が小さいマイル以下では、ミッキーアイルが比較的長く活躍しました。
まとめますと、
クラシックで主役級の活躍をしたディープインパクト産駒の牡馬は、中距離以上の古馬GⅠでは踏ん張れなくなるのです。
では、ディープインパクト産駒の牡馬における、GⅠ出走後のGⅡorGⅢの成績はどうでしょうか?
・牡馬4歳以上のディープインパクト産駒、前走GⅠからのGⅢorGⅡ
8-8-6-22 96% 90%
※ 数字は左から着度数、単勝回収率、複勝回収率
一見、買えるようにも見えますが、前走GⅠの距離別に見ますと…
・1600m 2-2-1-2 351% 182%
・2000m以上 6-6-5-20 48% 73%
※ 数字は左から着度数、単勝回収率、複勝回収率
好績は前走マイルに集中しています。
また、前走菊花賞と天皇賞春も堅実です。
次に、前走2000m以上のGⅠに絞り、キャリア別に見ていきます。
・20戦以内 5-4-3-8 71% 97%
・21戦以上 1-2-2-12 22% 45%
※ 数字は左から着度数、単勝回収率、複勝回収率
3着内に入ったのは、サトノノブレス、ディサイファ、ダノンバラードの3頭です。
この3頭の共通点は、牡馬クラシックを連対していないこと。
マカヒキは京都記念で21戦目。
これを参考に、マカヒキに対する見解を示していきます。
京都記念、マカヒキの見解
ディープインパクト産駒の傾向から考えますと、京都記念でのマカヒキは3着内こそあっても、勝ち切る可能性は限りなく低いと考えます。
3歳から主要GⅠ路線を走り続け、牡の古馬ディープインパクト産駒の傾向に違わず、休み明けのトライアルレースで見せ場を作るものの、GⅠでは踏ん張れず凡走することを繰り返してきました。
今回もこの傾向の通りになる可能性は高いと見ます。
6歳になったマカヒキにパフォーマンスの上昇を期待するのは酷でしょう。
よって、馬券的には3連系であれば抑えに。
特に馬単、3連単では2・3着での抑えが適していますし、馬連orワイドでは消してこそ妙味ありと考えます。
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