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ダイ(@dai_senryaku)です。
今週は日曜の中山競馬場で開催されるAJCCを攻略していきます。
1月中山開催も最終週。
加えて、今週からは中京競馬場も含めた3場開催となります。
中京競馬場の攻略ポイントは、後の機会に譲ります。
さて、今年のAJCCは昨年の菊花賞馬のフィエールマンの2019年始動戦ということもあり、例年より注目度が高いレースとなりそうです。
今回は、圧倒的1番人気が予想されるフィエールマンの能力を徹底分析し、この馬が勝つ条件、負ける条件を考察していきます。
今後の戦績推移の予測も含めて公開しますので、長文になることをご了承下さい。
フィエールマンの能力
追い出しを待った新馬戦を除けば、3戦とも上がり最速です。
2戦目の山藤賞や前走の菊花賞のような、前半緩んで後半加速していくラップバランスで、かつ外差しが利く馬場では末脚の良さが活きます。
さて、唯一差し損ねたラジオNIKKEI賞を見ていきます。
比較的時計がかかる福島競馬場で、前半3f34.2秒とテンが速い展開。
その後中盤で緩み、上がり3Fで加速していく展開(11.9-11.9-11.6)でした。
先団が再加速した3コーナー過ぎで、中団より後ろの外目にいたフィエールマンは加速が遅れ、直線入り口では最後方に置かれてしまいます。
直線鋭く差したものの半馬身詰め切れなかったのは、勝負所で置かれた分だと言えるでしょう。
しかし、見方を変えれば、あそこから小差まで差してきたのは、やはり能力が抜けていたからこそです。
ゆったり追走し後半加速する能力に限って見れば、現役トップクラスと言っても過言ではありません。
ここで、どうしても引っかかる点がでてきます。
フィエールマンの菊花賞制覇に対する評価
今後出走するであろう古馬混合GⅠでの評価も含め、考えておくべき点は…
フィエールマンが勝った菊花賞は、クラシックレースにも関わらずドスローからの上がり勝負だったことです。
つまり、菊花賞はフィエールマンにとって有利な展開だった、ということ。
ここで、現状のフィエールマンに対する競馬ファンの評価を推測します。
ローカルコースの1800m重賞取りこぼしから、3000mのGⅠ菊花賞に休み明けで出走し勝ってしまうのだから、この馬は『怪物級』では?との評価が多数派だと考えます。
しかし、今後フィエールマンが出走するであろう古馬のトップクラスのレース、大阪杯や春秋の天皇賞、宝塚記念、ジャパンカップ、有馬記念では、勝った菊花賞のように道中ダラダラと走り、上がりだけの勝負になることは稀です。
道中タフな展開について行って、さらに後半加速することが求められた場合は勝ちきれなくなるのでは?と勘ぐってしまいます。
具体的に今後の戦績推移を予見するなら、
道中の追走能力を問われないトライアルレースでは勝てる可能性は高いが、
道中からペースが緩みづらいGⅠでは勝つ可能性は低い
これが、フィエールマンの今後の戦績推移への予測です。
結局、AJCCでは勝つの?負けるの?
今回のAJCCは、フィエールマンにとって楽なレースになる要素はあるものの、不安要素もあります。
楽になる要素は、メンバーレベルが落ち少頭数であることから、勝負所で伸び伸び走れること。
一方、前走の菊花賞がドスローであったことから、今回ペースが流れれば道中から脚を使わされ、この馬の追い上げ能力は削がれ、直線の坂で甘くなる懸念が不安要素になります。
勝った前走の菊花賞が多頭数のGⅠで、ドスローの上がり勝負だったことが判断を難しくさせています。
以上をまとめますと、
今回のAJCCで勝つ条件は、道中緩いペースで展開し上がり勝負になることでしょう。
逆に負ける条件は馬群がばらけて中盤の追走に脚を使わされるケースと考えます。
フィエールマンが負けるケースで勝つ馬は、この馬より前に位置する追走能力を持ち、かつ上がりをまとめることができるタイプから出るでしょう。
次回は、レース展開の推測を交えながら、注目馬を取り上げていきます。
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